光が織り成すニュアンス
うっすらと色見を帯びた、やわらかい趣を持つ「吹きガラス」。いいだガラス工房では、原料に
より素朴さを表現することが可能な「ソーダガラス」を用いています。琉球で吹きガラスを学び、その後生み出された数々のオリジナルグラス。懐古的であり、なおかつ新鮮味のあるガラスは見るものを魅惑の世界へといざないます。
西の京都やまぐちも、山手に入っていくとひんやりとして涼しく、 日常の喧騒を忘れさせてくれそうです。工房への道は季節の花に彩られた山道をわけいったところに あります。1,300度という高温の坩堝(るつぼ)から巻き取られたあめいろのガラス。坩堝の中にまっすぐと棒を差し入れることにすら1年費やし、ガラスを均一に巻き取ることができるまでに3年はかかるといわれています。息を吹き込むと同時に、まるで命も吹き込まれたかのように、形作られていくガラス。技と熟練が生み出す時間との戦いでもあります。確かな技術に基づいて、シンプルで使って飽きのこないものを作りつづける、そのような職人の心は、つくりだされたガラスが物語っています。
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